前集170 相手にとって「厳しい」の対応から始めて、徐々に「寛大な」対応にする

前集161-180

起 原文

恩宜自淡而濃
先濃後淡者 人忘其惠
威宜自嚴而寛
先寛後嚴者 人怨其酷

恩は宜しく淡よりして濃なるべし
濃を先にし淡を後にする者は、人其恵を忘る
威は宜しく厳よりして寛なるべし
寛を先にして厳を後にする者は、人其酷を怨む

承 意訳

恩恵を与えるときは、”淡く”から始めて、だんだんと”濃く”するのが良い

先に”濃く”すると、”淡く”なったときに、人はそれを恩恵と感じなくなります

威厳を示すときは、”厳しく”から始めて、だんだんと”寛大に”するのが良い

先に”寛大に”すると、”厳しく”なったときに、人は酷いことだと怨みます

転 別視点

幸せ微分値という言葉があります。月収が10万円であったものが、10年間で徐々に上昇し50万円になった人は、10年間比較的幸せを感じることになります(月収の微分値は常にプラス)。逆に初めの月収が50万円で、10年間で徐々に減少し10万円になった人は、10年間不幸を感じそうです(月収の微分値は常にマイナス)。

威厳に関しても同じで、初めは厳しく、徐々に寛大になる方が相手はリラックスできます。

結 まとめ

相手にとって「厳しい」の対応から始めて、徐々に「寛大な」対応にすると、相手には受け入れ安く、喜ばれます。

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