人間関係

人間関係に悩んだときに参考になります。中国古典からの究極の処世術を紹介します。

前集101-120

前集108 対立する2つの要素は常に表裏一体

起 原文 怨因徳彰故使人徳我 不若徳怨之両忘仇因恩立故使人知恩 不若恩仇之倶泯 怨みは徳に因ってあらわる故に人をして我れを徳とせしむるは徳怨ふたつながら忘るるに若かず仇は恩に因って立つ故に人をして恩を知らしむるは、恩仇のともに...
前集101-120

前集105 他人の悪事は忘却し、美点は記憶する

起 原文 不責人小過 不發人陰私 不念人旧悪三者可以養徳 亦可以遠害 人の小過を責めず、人の陰私を発かず、人の旧悪を念はず三者を以て徳を養うべく、また以て害に遠ざかるべし 陰私、人に言えない後ろめたいこと;発く、あばく;...
前集081-100

前集098 周囲との調和を保ちながら、自分の主義主張を実践

起 原文 澹泊之士 必為濃艶者所疑撿飾之人 多為放肆者所忌君子處此 固不可少變其操履 亦不可太露其鋒芒 淡白の士は、必ず濃艶の者のために疑われ検飾の人は、多く放肆の者のために忌まる君子これに処して、固より少しもその操履を変ずべ...
前集081-100

前集096 家人の過失には、穏やかに諭すように忠告する

起 原文 家人有過 不宜暴怒 不宜輕棄此事難言 借他事隠諷之今日不悟 俟来日再警之如春風解凍 如和氣消氷 纔是家庭的型範 家人過ち有らば、宜しく暴怒すべからず、宜しく軽棄すべからず此の事言い難ければ、他事を借りて隠に之を諷せよ...
前集081-100

前集089 善行をするときは、純粋な気持ちで

起 原文 舎己毋處其疑處其疑 即所舎之志多愧矣施人毋責其報責其報 併所施之心倶非矣 己を捨ててその疑いを処することなかれその疑いを処すればすなわち捨つる所の志多く愧づ人に施してはその報を責ることなかれその報を責れば捨つる所の心...
前集061-080

前集079 心の内外からの賊には、静かに全てを見渡す心の余裕を持つ

起 原文 耳目見聞為外賊 情欲意識為内賊只是主人翁 惺惺不昧獨坐中堂 賊便化為家人矣 耳目見聞は外賊たり、情欲意識は内賊たりただ是れ主人翁、惺々不昧にして中堂に独坐せば、賊すなわち化して家人とならん 主人翁、一家の主人公...
前集061-080

前集069 乾性な人、温情のない人、融通が利かない人、この三者とは距離をおく

起 原文 燥性者火熾 遇物則焚寡恩者氷清 逢物必殺凝滞固執者 如死水腐木 生機已絶倶難建㓛業而延福祉 燥性の者は火熾、物に遇えば則ち焚く寡恩の者は氷清、物に遇えば必ず殺す凝滞固執の者は、死水腐木の如し、生気すでに絶ゆともに㓛業...
前集041-060

前集059 富貴名誉は道徳心を持った行動で得る

起 原文 冨貴名譽 自道徳来者 如山林中花 自是舒徐繁衍自㓛業来者 如盆檻中花 便有遷徙癈興若以權力得者 如瓶鉢中花 其根不植 其萎可立而待矣 富貴名誉の、道徳より来る者は、山林中の花の如し、自ら是れ徐々繁栄す功業より来る者は...
前集041-060

前集052 善意は無心で。下心は善意を無駄にする。

起 原文 施恩者 内不見己 外不見人 即斗粟可當萬鐘之惠利物者 計己之施 責人之報 雖百鎰難成一文之㓛 恩を施す者は、内、己を見ず、外、人を見ざれば、則ち斗粟も万鐘の恵みに当るべし物を利する者は、己の施しを計り、人の報いを責め...
前集041-060

前集051 感謝の気持ちは忘れずに、負の感情は捨て去る

起 原文 我有㓛於人不可念 而過則不可不念人有恩於我不可忘 而怨則不可不忘 我れ人に功あらば念(おも)ふべからず、しかして過ちは則ち念はざるべからず人、我れに恩あらば忘るべからず、しかして怨みは則ち忘れざるべからず 念、...
前集021-040

前集035 他人と利害がぶつかるときは、謙虚に対応するのが世渡り上手

起 原文 人情反復 世路崎嶇行不去處 須知退一歩之法行得去處 務加譲三分之㓛 人情反復、世路崎嶇行き去らざるところ、須らく一歩を退くの法をし知るべし行き得去るところ、務めて三分を譲るの功を加えよ 人情反復、人情は軽薄にし...
前集021-040

前集031 周囲には慈悲深く、自己の才能は深くおさめ秘めておく

起 原文 富貴家宜寛厚 而反忌刻是富貴而貧賤其行矣如何能享聰明人宜斂蔵 而反炫耀是聰明而愚懵其病矣如何不敗 富貴の家は宜しく寛厚なるべし、しかして反て忌刻なりこれ富貴にしてしかして其の行いを貧賤にするもの如何ぞよく享けん聡明の...
前集021-040

前集028 「他人の怨みを買わない」という大過なき視点を持つ

起 原文 處世不必邀功 無過便是功與人不求感徳 無怨便是徳 世に処しては必ずしも功をもとめざれ、過ち無きはすなわち是れ功なり人に与えては徳に感ずることを求めざれ、怨みなきはすなわち是れ徳なり 承 意訳 この世を生き...
前集001-020

前集019 名誉は独り占めせず、不名誉は分かち合う

起 原文 完名美節 不宜獨任分些與人 可以遠害全身辱行汚名 不宜全推引些歸己 可以韞光養徳 完名美節は宜しく独りに任ずべからず些を分って人に与えて、以て害を遠け身を全うすべし辱行汚名は宜しく全く推すべからず些を引いて己に帰し、...
前集001-020

前集018 功績が上がったときは“周囲に対する感謝”を忘れない

起 原文 葢世㓛勞 當不得一個矜字弥天罪過 當不得一個悔字 世をおおうほどの功労も、一個の矜の字に当り得ず天にわたるの罪過も、一個の悔の字に当り得ず 矜、自慢すること 承 意訳 一世を風靡するような功績であっ...
前集001-020

前集016 利益は分相応のみを得る。修行は分相応以上に取り組む。

起 原文 寵利毋居人前 徳業毋落人後受享毋踰分外 修為毋減分中 寵利は人の前に居ることなかれ、徳業は人の後に落つることなかれ。受享は分外にこゆることなかれ、修為は分中に減ずることなかれ。 承 意訳 他人から利益を得...
前集001-020

前集013 他人が欲しがるものは、少しそれを譲る謙虚さと余裕を持つ

起 原文 經路窄處 留一歩與人行滋味濃的 減三分譲人嗜此是渉世一極安樂法 徑路窄きところに、一歩を留めて人の行くに与え滋味こまやかなる的は、三分を減じて人の嗜むに譲るこれは是れ世を渉る一の極安與法なり 窄處、幅の狭いとこ...
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