人間関係

人間関係に悩んだときに参考になります。中国古典からの究極の処世術を紹介します。

前集161-180

前集180 慈悲の心は和気を醸し出し、行動の潔白さは後世に伝わる

起 原文 一念慈祥 可以醞醸両間和氣寸心潔白 可以昭垂百代清芬 一念の慈祥、以て両間の和気を醞醸すべし寸心の潔白、以て百代の清芬を昭垂すべし 慈祥(じしょう)、一片の慈悲の心;両間、天地の間;醞醸(うんじょう)、醸し出す...
前集161-180

前集170 相手にとって「厳しい」の対応から始めて、徐々に「寛大な」対応にする

起 原文 恩宜自淡而濃先濃後淡者 人忘其惠威宜自嚴而寛先寛後嚴者 人怨其酷 恩は宜しく淡よりして濃なるべし濃を先にし淡を後にする者は、人其恵を忘る威は宜しく厳よりして寛なるべし寛を先にして厳を後にする者は、人其酷を怨む ...
前集161-180

前集168 自分には厳しく、他人には愛情を

起 原文 人之過誤宜恕 而在己則不可恕己之困辱當忍 而在人則不可忍 人の過誤は宜しく恕すべし、而して己にあっては則ち恕すべからず己れの困辱は当に忍ぶべし、而して人にあっては則ち忍ぶべからず 過誤(かご)、あやまち。やり損...
前集161-180

前集165 旧友の存在、隠れた善行、人生の先輩を大切にする

起 原文 遇故旧之交 意氣要愈新處隠微之事 心迹宜愈顕待衰朽之人 恩禮當愈隆 故旧の交に遇はば、意気愈新たなるを要す隠微の事に処しては、心迹宜しく愈顕はるべし衰朽の人に待するは、恩礼当に愈隆なるべし 心迹(しんせき)、心...
前集141-160

前集159 一人ひとりが周囲に対して思いやりの”仁”の心を持つ

起 原文 心者後裔之根未有根不植而枝葉栄茂者 心ある者は、後裔の根なり未だ根植えずして、枝葉の栄茂する者有らざるなり 承 意訳 周囲を思いやる心は、子孫が幸せになるための根本的な部分となります 樹に例えればこ...
前集141-160

前集152 些細なことであっても、慎重に状況を判断する

起 原文 有一念而犯鬼神之禁 一言而傷天地之和 一事而醸子孫之禍者最宜切戒 一念にして鬼神の禁を犯し、一言にして天地の和を傷り、一事にして子孫の禍いを醸す者有り最も宜しく切に戒しむべし 承 意訳 ほんの少しの思い付...
前集141-160

前集150 世渡りには、周囲に対する思いやりと機転の利いた行動が重要

起 原文 作人無點真懇念頭 便成個花子 事事皆虗渉世無段圓活機趣 便是個木人 處處有碍 人となるに点の真懇の念頭無ければ、便ち個の花子となり、事々皆虚なり世を渉るに段の円活の機趣無ければ、便ち是れ個の木人なり、処々に碍り有り ...
前集121-140

前集135 身近な人との人間関係には、特に冷静さが必要

起 原文 炎涼之態 冨貴更甚於貧賎妬忌之心 骨肉尤狠於外人此處若不當以冷腸 御以平氣 鮮不日坐煩悩障中矣 炎涼の態、富貴は更に貧賎より甚し妬忌の心は、骨肉尤も外人より狠し此この処、若し当たるに冷腸を以てし、御するに平気を以てせ...
前集121-140

前集133 家族とは、利害関係を超越した集団

起 原文 父慈子孝 兄友弟恭縦做倒極處 倶是合當如此着不得一毫感激的念頭如施者任徳 受者懐恩 便是路人 便成市道矣 父は慈、子は孝、兄は友、弟は恭縦ひ極処に做し到るも、倶に是れ、合に此の如くなるべくし一毫の感激的の念頭も着け得...
前集121-140

前集131 先入観や周囲の噂で、自分の行動を決定してはいけない

起 原文 善人未能急親 不宜預揚恐来讒譛之奸悪人未能輕去 不宜先發恐招媒蘗之禍 善人未だ急に親しむこと能はざれば、宜しく予め揚ぐべからず恐らくは讒譛の奸を来さん悪人未だ軽々しく去る能わざれば、宜しく先ず発すべからず恐らくは媒蘗...
前集121-140

前集126 相手の落ち度には、相手がそれに気づくようにほのめかす

起 原文 覺人之詐 不形於言受人之侮 不動於色此中有無窮意味 亦有無窮受用 人の詐りを覚りて、言に形はさず人の侮りを受けて、色に動かさずこの中に、無窮の意味有り、また無窮の受用有り 無窮(むきゅう)、言葉に言い尽くしが...
前集121-140

前集122 無口な人、怒りっぽい人、自我自賛な人と交流は、まずは様子をみる

起 原文 遇沈沈不語之士 且莫輸心見悻悻自好之人 応須防口 沈沈として語らざるの士に遇はば、しばらく心のいたすなかれ悻悻自ら好するの人を見ば、まさに須らく口を防ぐべし 好する(よみする)、称賛する。称揚する;悻悻(こうこ...
前集121-140

前集121 他人の欠点は取り繕う。頑固さには、柔軟性で対応

起 原文 人之短處要曲為弥縫如暴而揚之 是以短攻短人有頑的要善為化誨如忿而嫉之 是以頑濟頑 人の短処は、つぶさに念を入れて弥縫を為すことを要すもし暴して之を揚ぐれば、是れ短を以て短を攻むるなり人頑有る的は、善く化誨を為すことを...
前集101-120

前集120 禁戒四箇条:偏信、自己過信、優越感、嫉妬

起 原文 毋偏信而為奸所欺毋自任而為氣所使毋以己之長而形人之短毋因己之拙而忌人之能 偏信して、奸に欺かるることなかれ自任して、気に使わるることなかれ己の長を以て、人の短をあらわすことなかれ己の拙に因って、人の能を忌むことなかれ...
前集101-120

前集116 素晴らしい才能、清廉潔白な心得は、周囲に隠すように

起 原文 藏巧於拙 用晦而明寓清之濁 以屈為伸真渉世之一壷 藏身之三窟也 巧を拙に蔵し、晦を用いて而して明らかにし清を濁によせ、屈を以って伸と為す真に世を渉るの一壷、身を蔵すの三窟なり 蔵し、かくすこと、人に見せぬこと;...
前集101-120

前集115 相手に対する恩恵は、相手がどう受け取るか次第

起 原文 千金難結一時之歓一飯竟致終身之感葢愛重反為仇 薄極翻成喜也 千金も一時の歓を結び難たく一飯もついに終身の感を致すけだし、愛重ければ反つて仇となり、薄極まつて翻て喜びを成す 承 意訳 大金を恵んでもその場限...
前集101-120

前集113 身内の異変には慌てず、周囲への諫言は機を逸しないように

起 原文 處父兄骨肉之變 宜従容 不宜激烈遇朋友交游之失 宜剴切 不宜優游 父兄骨肉の変に処しては、宜しく従容なるべく、激烈なるべからず朋友交遊の失に遇いては、宜しく剴切なるべく、優遊なるべからず 父兄骨肉、父母や兄弟の...
前集101-120

前集108 対立する2つの要素は常に表裏一体

起 原文 怨因徳彰故使人徳我 不若徳怨之両忘仇因恩立故使人知恩 不若恩仇之倶泯 怨みは徳に因ってあらわる故に人をして我れを徳とせしむるは徳怨ふたつながら忘るるに若かず仇は恩に因って立つ故に人をして恩を知らしむるは、恩仇のともに...
前集101-120

前集105 他人の悪事は忘却し、美点は記憶する

起 原文 不責人小過 不發人陰私 不念人旧悪三者可以養徳 亦可以遠害 人の小過を責めず、人の陰私を発かず、人の旧悪を念はず三者を以て徳を養うべく、また以て害に遠ざかるべし 陰私、人に言えない後ろめたいこと;発く、あばく;...
前集081-100

前集098 周囲との調和を保ちながら、自分の主義主張を実践

起 原文 澹泊之士 必為濃艶者所疑撿飾之人 多為放肆者所忌君子處此 固不可少變其操履 亦不可太露其鋒芒 淡白の士は、必ず濃艶の者のために疑われ検飾の人は、多く放肆の者のために忌まる君子これに処して、固より少しもその操履を変ずべ...
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