人間関係

人間関係に悩んだときに参考になります。中国古典からの究極の処世術を紹介します。

後集121-134

後集128 周囲に感謝する気持ちを忘れない

起 原文 一事起則一害生故天下常以無事為福讀前人詩云 勧君莫話封候事 一将㓛成萬骨枯又云 天下常令萬事平 匣中不惜千年死雖有雄心猛氣 不覺化為氷霰矣 一事起れば一害生ず故に天下は常に無事を以って福と為す前人の詩を読むに、云く「君に勧む話すこ...
後集101-120

後集104 未熟な間は清い環境、自分が確立したら社会に還元

起 原文 把握未定 宜絶迹塵囂使此心不見可欲而不乱 以澄吾静體操持既堅 又當混迹風塵使此心見可欲而亦不乱 以養吾圓機 把握未だ定まざれば、宜しく迹を塵囂に絶つべし此の心を欲すべきを見ずして、乱れざらしめ、以って吾が静體を澄ます操持既に堅けれ...
後集101-120

後集102 相手に何かを伝える方法は、いろいろ

起 原文 心無其心 何有於觀釋氏曰觀心者 重増其障物本一物 何待於齊荘生曰齊物者 自剖其同 心に其の心無ければ、何ぞ観に有らん釈氏「心を観ず」と曰う者は、重ねて其の障を増す物は本一物なり、何ぞ斉しくするを待たん荘生「物を斉しくせよ」と曰う者...
後集061-080

後集072 冷静な視点と思考回路を持つ

起 原文 權貴竜驤 英雄虎戦以冷眼視之 如蟻聚羶 如蠅競血是非蜂起 得矢蝟興以冷情當之 如冶化金 如湯消雪 権貴竜驤し、英雄虎戦す冷眼を以て之を視れば、蟻の羶に聚るが如く、蠅の血に競ふが如し是非蜂起し、得矢蝟興す冷情を以て之に当れば、冶の金...
後集061-080

後集071 足るを知り、周囲との協調を考える

起 原文 纔就筏 便思舎筏 方是無事道人若騎驢 又復覓驢 終為不了禪師 纔かに筏に就いて、便ち筏を舎つるを思ふ、方に是れ無事の道人なり若し驢に騎りて又復驢を覓めれば、終に不了の禅師と為る 纔(わず)かに、ようやく;筏、いかだ;驢(ろ)、驢馬...
後集021-040

後集029 何かをスタートするには、引き際も念頭に置いておく

起 原文 進歩処 便思退歩 庶免觸藩之渦着手時 先圖放手 纔脱騎虎之危 歩を進むる処、便ち歩を退くるを思はば、庶んど藩に触るるの禍を免れん手を着くる時、先ず手を放つことを図らば、纔かに虎に騎るの危きを脱れん 藩(まがき)、 垣根、かこい 承...
前集201-220

前集218 優れた能力を持つ人、多くの財産を持つ人は、その長けた部分を社会貢献のために使う

起 原文 天賢一人 以誨衆人之愚而世反逞所長 以形人之短天冨一人 以濟衆人之困而世反挾所有 以凌人之貧真天之戮民哉 天、一人を賢にして、以って衆人の愚を誨ゆ而して世反って長ずる所を逞しくして、以って人の短を形わす天、一人を富ましめて、以って...
前集201-220

前集213 自分の立場により、立ち振る舞いを臨機応変に変化させる

起 原文 士大夫 居官不可竿牘無節要使人難見 以杜倖端居郷不可崕岸太髙要使人易見 以敦旧交 士大夫、官に居ては竿牘も節無かるべからず人をして見難からしめ、以って倖端を杜がんことを要す郷に居ては崕岸太だ高くすべからず人をして見易からしめ、以っ...
前集201-220

前集212 節義や功名よりも「周囲との協調」が重要

起 原文 節義之人濟以和衷 纔不啓忿爭之路㓛名之士承以謙徳 方不開嫉妬之門 節義の人は、済うに和衷を以ってせば、纔かに忿争の路を啓かず功名の士は、承くるに謙徳を以ってせば、方に嫉妬の門を開かず 済(すく)う、救済される;承くる、受ける、伺う...
前集181-200

前集194 恩恵、誹り、悪行、善行、偏見のない素直な心で対応する

起 原文 受人之恩 雖深不報 怨則淺亦報之聞人之悪 雖隠不疑 善則顕亦疑之此刻之極 薄之尤也 宜切戒之 人の恩を受けては、深しと雖も報ぜず、怨みは則ち浅きも亦之を報ず人の悪を聞いては、隠すと雖も疑はず、善は則ち顕はるも亦之を疑う此れ刻の極に...
前集181-200

前集192 小人からの媚びは危険水域、君子からの叱責は期待の証拠

起 原文 寧為小人所忌毀 毋為小人所媚悦寧為君子所責修 毋為君子所包容 寧ろ小人に忌毀せらるるも、小人に媚悦せらるること毋れ寧ろ君子に責修せらるるも、君子に包容せらるること毋れ 承 意訳 器の小さい人間に忌嫌われることがあったとしても、媚び...
前集181-200

前集189 器の小さい人間は相手にしない。君子には媚を売らない。

起 原文 休與小人仇讐小人自有對頭休向君子諂媚君子原無私惠 小人と仇讐することを休めよ小人自ずから対頭有り君子に向かって諂媚することを休めよ君子原と私恵無し 仇讐(きゅうしゅう)、互いに敵対すること;対頭(たいとう)、勢いを増して、対立する...
前集161-180

前集180 慈悲の心は和気を醸し出し、行動の潔白さは後世に伝わる

起 原文 一念慈祥 可以醞醸両間和氣寸心潔白 可以昭垂百代清芬 一念の慈祥、以て両間の和気を醞醸すべし寸心の潔白、以て百代の清芬を昭垂すべし 慈祥(じしょう)、一片の慈悲の心;両間、天地の間;醞醸(うんじょう)、醸し出す;清芬(せいふん)、...
前集161-180

前集170 相手にとって「厳しい」の対応から始めて、徐々に「寛大な」対応にする

起 原文 恩宜自淡而濃先濃後淡者 人忘其惠威宜自嚴而寛先寛後嚴者 人怨其酷 恩は宜しく淡よりして濃なるべし濃を先にし淡を後にする者は、人其恵を忘る威は宜しく厳よりして寛なるべし寛を先にして厳を後にする者は、人其酷を怨む 承 意訳 恩恵を与え...
前集161-180

前集168 自分には厳しく、他人には愛情を

起 原文 人之過誤宜恕 而在己則不可恕己之困辱當忍 而在人則不可忍 人の過誤は宜しく恕すべし、而して己にあっては則ち恕すべからず己れの困辱は当に忍ぶべし、而して人にあっては則ち忍ぶべからず 過誤(かご)、あやまち。やり損じ。過失;恕す(じょ...
前集161-180

前集165 旧友の存在、隠れた善行、人生の先輩を大切にする

起 原文 遇故旧之交 意氣要愈新處隠微之事 心迹宜愈顕待衰朽之人 恩禮當愈隆 故旧の交に遇はば、意気愈新たなるを要す隠微の事に処しては、心迹宜しく愈顕はるべし衰朽の人に待するは、恩礼当に愈隆なるべし 心迹(しんせき)、心の持ち方 承 意訳 ...
前集141-160

前集159 一人ひとりが周囲に対して思いやりの”仁”の心を持つ

起 原文 心者後裔之根未有根不植而枝葉栄茂者 心ある者は、後裔の根なり未だ根植えずして、枝葉の栄茂する者有らざるなり 承 意訳 周囲を思いやる心は、子孫が幸せになるための根本的な部分となります 樹に例えればこの根の部分がないのに、枝葉が充実...
前集141-160

前集152 些細なことであっても、慎重に状況を判断する

起 原文 有一念而犯鬼神之禁 一言而傷天地之和 一事而醸子孫之禍者最宜切戒 一念にして鬼神の禁を犯し、一言にして天地の和を傷り、一事にして子孫の禍いを醸す者有り最も宜しく切に戒しむべし 承 意訳 ほんの少しの思い付きで鬼神のタブーを犯してし...
前集141-160

前集150 世渡りには、周囲に対する思いやりと機転の利いた行動が重要

起 原文 作人無點真懇念頭 便成個花子 事事皆虗渉世無段圓活機趣 便是個木人 處處有碍 人となるに点の真懇の念頭無ければ、便ち個の花子となり、事々皆虚なり世を渉るに段の円活の機趣無ければ、便ち是れ個の木人なり、処々に碍り有り 真懇(しんこん...
前集121-140

前集135 身近な人との人間関係には、特に冷静さが必要

起 原文 炎涼之態 冨貴更甚於貧賎妬忌之心 骨肉尤狠於外人此處若不當以冷腸 御以平氣 鮮不日坐煩悩障中矣 炎涼の態、富貴は更に貧賎より甚し妬忌の心は、骨肉尤も外人より狠し此この処、若し当たるに冷腸を以てし、御するに平気を以てせざれば、日に煩...
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