前集192 小人からの媚びは危険水域、君子からの叱責は期待の証拠

前集181-200

起 原文

寧為小人所忌毀 毋為小人所媚悦
寧為君子所責修 毋為君子所包容

寧ろ小人に忌毀せらるるも、小人に媚悦せらるること毋れ
寧ろ君子に責修せらるるも、君子に包容せらるること毋れ

承 意訳

器の小さい人間に忌嫌われることがあったとしても、媚びを売られるようにはなってはいけません

小人と同じレベルに落ちたことになります

君子に叱責されることがあったとしても、大目に見られるようになってはいけません

見込みがないと諦められたことになります

転 別視点

つまらない人間は、群れることが好きなので仲間を増やそうと媚びを売ります。器の小さい人間から媚びを売られたら、同類と見なされていることになります。精進が必要です。

君子のような”人を見る目”がある人物からは、成長を期待されている段階では叱られることが多いです。でも諦められると、それはなくなります。叱ってくれる人がいることはどれほど素晴らしいことでしょう。

結 まとめ

器に小さい人間から媚びを売られたら、同類の証拠。君子からは、叱責されていることが成長を期待されている証拠。

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