前集191 自己鍛錬は忍耐強く、言動には慎重を期す

前集181-200

起 原文

磨蠣當如百煉之金 急就者非邃養
施為宜似千鈞之弩 輕發者無宏㓛

磨蠣は当に百煉の金の如くなるべし、急就の者は邃養に非らず
施為は宜しく千鈞の弩に似るべし、軽発は宏功無し

磨蠣(まれい)、磨く、とぐ;急就(きゅうしゅう)、物事を素早く成し遂げること;邃養(すいよう)、奥深い、養い。落ち着く力がない;施為(しい)、行為;千鈞(せんきん)、非常に重いこと。きわめて価値の高いこと;弩(ど)、中国で、戦国時代以降用いられた機械仕掛けの弓;輕發、軽く放った矢;宏功(こうこう)、大いに手柄を立てること

承 意訳

人の心身を鍛えるときは、錬金の如く何度も何度も磨くべきです。即席の者は奥深い力を持ちえません。

行動は千鈞の重さの弓を引くように慎重にすべきです。軽く放った矢では大きな功績をあげることはできません。

転 別視点

自分自身を磨くときは、何度も何度も忍耐強く修行に励むべきで、行動は慎重を期すべきという内容です。

付け焼刃の内容では誰も納得しないし、ついてきません。経験に基づいた言葉が人々を動かします。

でも言葉を発する前に、その言葉の結果がどのように作用するかを検討すべきで、経験に裏打ちされた言葉は、影響が大きく、物事を間違った方向に向けてしまう可能性があります。

結 まとめ

自己鍛錬は何度も何度も忍耐強く、行動や言葉を発するときは慎重にする。

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