後集049 あるがままを楽しむ日々是好日

後集041-060

起 原文

身如不繋之舟 一任流行坎止
心似既灰之木 何妨刀割香塗

身は不繋の舟の如く、一に流行坎止に任す
心は既灰の木に似ば、何ぞ刀割香塗を妨げん

不繋の舟、繋がざる舟;流行坎止(りゅうこうかんし)、流れては行き、淵に嵌っては止まる;刀割香塗(とうかつこうと)、刀で割られ、器を作り、香を塗る。割られる苦痛も、塗られる楽しさもない

承 意訳

身体は流される小舟の如く、成り行きに任せ

心は燃え終わった灰に似て、何の感情も起きない

転 別視点

自然の摂理に身を任せ、生じたことに一喜一憂しない

あるがままを受け入れる心の落ち着きがほしい

結 まとめ

あるがままを楽しむ日々是好日の生き方も良さそうですね。辛い日々が続くときこそ、こんな発想も幸せにつながるポテンシャルを持ちそうです。

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