前集181-200

前集181-200

前集200 人の上に立つ者は、聡明さを強調せず、才華は控えめに

起 原文 鷹立如睡 虎行似病正是他攫人噬人手段處故君子 要聰明不露 才華不逞纔有肩鴻任鉅的力量 鷹立ちて睡るが如く、虎行くこと病むに似たり正に是れ他の人を攫み、人を噬む手段の処なり故に君子は、聡明を露わさず、才華を逞しくせざるを要す纔かに肩...
前集181-200

前集199 末路晩年においても、精神百倍で頑張ろう!

起 原文 日既暮 而猶烟霞絢爛歳将晩 而更橙橘芳馨故末路晩年 君子更宜精神百倍 日既に暮れて、而も猶ほ烟霞絢爛たり歳将に晩れんとして、而も更に橙橘芳馨たり故に末路晩年には、君子更に宜しく精神百倍なるべし 烟霞絢爛(えんかけんれん)、煙と夕焼...
前集181-200

前集198 極端な行動は控え、中庸の道を歩む

起 原文 處世 不宜與俗同 亦不宜與俗異作事 不宜令人厭 亦不宜令人喜 世に処しては、宜しく俗と同じうすべからず、亦宜しく俗と異なるべからず事を作すには、宜しく人をして厭はしむべからず、亦宜しく人をして喜ばしむべからず 承 意訳 世の中を渡...
前集181-200

前集197 時の流れに敏感になり、変化に柔軟に対応する

起 原文 建㓛立業者 多虗圓之士僨事失機者 必執拗之人 功を建て業を立つる者は、多くは虚円の士なり事を僨り機を失う者は、必ず執拗の人なり 虚円(きょえん)、虚心平気、既成の固定観念にとらわれず、 情勢の変化に柔軟に対応できる能力;執拗、執念...
前集181-200

前集196 独りよがりな指導ではなく、人々が馴染みやすい中庸の指導を考慮

起 原文 山之髙峻處無木 而谿谷廻環 則草木叢生水之湍急處無魚 而渕潭停蓄 則魚鼈聚集此髙絶之行 褊急之衷 君子重有戒焉 山の高峻なる処には木無し、而して谿谷廻環すれば、草木叢生す水の湍急なる処には魚無し、而して渕潭停蓄すれば、魚鼈聚集す此...
前集181-200

前集195 嫉妬や裏工作とは無縁のキレイな心を大切に

起 原文 讃夫毀士 如寸雲蔽日 不久自明媚子阿人 似隙風侵肌 不覺其損 讃夫毀士は、寸雲の日を蔽うが如し、久しからずして自ら明なり媚子阿人は、隙風の肌を侵すに似たり、その損を覚えず 讃夫毀士(ざんぷきし)、人を讒言する者と悪口を言う者;媚子...
前集181-200

前集194 恩恵、誹り、悪行、善行、偏見のない素直な心で対応する

起 原文 受人之恩 雖深不報 怨則淺亦報之聞人之悪 雖隠不疑 善則顕亦疑之此刻之極 薄之尤也 宜切戒之 人の恩を受けては、深しと雖も報ぜず、怨みは則ち浅きも亦之を報ず人の悪を聞いては、隠すと雖も疑はず、善は則ち顕はるも亦之を疑う此れ刻の極に...
前集181-200

前集193 利益に走る人の害は小さく、名声に拘る人の実害は大きい

起 原文 好利者 逸出於道義之外 其害顕而淺好名者 竄入於道義之中 其害隠而深 利を好む者は、道義の外に逸出し、其の害顕れて浅し名を好む者は、道義の中に竄入し、其の害隠れて深し 承 意訳 利益を好む者は、人の道の外に出やすいので、その害は露...
前集181-200

前集192 小人からの媚びは危険水域、君子からの叱責は期待の証拠

起 原文 寧為小人所忌毀 毋為小人所媚悦寧為君子所責修 毋為君子所包容 寧ろ小人に忌毀せらるるも、小人に媚悦せらるること毋れ寧ろ君子に責修せらるるも、君子に包容せらるること毋れ 承 意訳 器の小さい人間に忌嫌われることがあったとしても、媚び...
前集181-200

前集191 自己鍛錬は忍耐強く、言動には慎重を期す

起 原文 磨蠣當如百煉之金 急就者非邃養施為宜似千鈞之弩 輕發者無宏㓛 磨蠣は当に百煉の金の如くなるべし、急就の者は邃養に非らず施為は宜しく千鈞の弩に似るべし、軽発は宏功無し 磨蠣(まれい)、磨く、とぐ;急就(きゅうしゅう)、物事を素早く成...
前集181-200

前集190 正しいと信じて行われる行動は修正が困難

起 原文 縦欲之病可医 而執理之病難医事物之障可除 而義理之障難除 縦欲の病は医すべし、而して執理の病は医し難し事物の障は除くべし、而して義理の障は除き難し 承 意訳 欲望をほしいままにする病気は治すことができますが、理屈に執着する病は治し...
前集181-200

前集189 器の小さい人間は相手にしない。君子には媚を売らない。

起 原文 休與小人仇讐小人自有對頭休向君子諂媚君子原無私惠 小人と仇讐することを休めよ小人自ずから対頭有り君子に向かって諂媚することを休めよ君子原と私恵無し 仇讐(きゅうしゅう)、互いに敵対すること;対頭(たいとう)、勢いを増して、対立する...
前集181-200

前集188 目的達成のためには、広い視野と大きな度量が必要

起 原文 持身不可太皎潔一切汚辱垢穢 要茹納得與人不可太分明一切善悪賢愚 要包容得 身を持するは、太だ皎潔なるべからず一切の汚辱垢穢は、茹納し得んことを要す人に与するは、太だ分明なるべからず一切の善悪賢愚は、包容し得んことを要す 皎潔(こう...
前集181-200

前集187 恵まれた環境にあるときこそ、不遇な事象への備えをする

起 原文 處冨貴之地 要知貧賤的痛癢當少壮之時 須念衰老的辛酸 富貴の地に処しては、貧賤的の痛癢を知らんことを要す少壮の時に当っては、須らく衰老的の辛酸を念うべし 痛癢(つうよう)、精神的、肉体的な苦痛 承 意訳 お金持ちのときは、貧乏なと...
前集181-200

前集186 思いやりと倹約が家庭円満の秘訣

起 原文 居官有二語 曰惟公則生明 惟亷則生威居家有二語 曰惟恕則情平 惟儉則用足 官に居るに二語あり、曰く、「惟公ならば、則ち明を生じ、惟廉なれば則ち威を生ず」家に居るに二語あり、曰く、「惟恕ならば、則ち情平らかに、惟倹なれば則ち用足る」...
前集181-200

前集185 自分を確立し、周囲に配慮し、SDGsを心がける

起 原文 不昧己心 不盡人情 不竭物力三者可以為天地立心 為生民立命 為子孫造福 己の心を昧まさず、人の情を尽さず、物の力を竭さず三つの者は、以って天地の為に心を立て、生民の為に命を立て、子孫の為に福を造すべし 昧(くら)む、まともに判断で...
前集181-200

前集184 心を平安を得るには、自分の価値観を確立し、腹を決める

起 原文 忙裡要偸閒 須先向閒時討個欛柄閙中要取静 須先従静處立個主宰不然 未有不因境而遷 随事而靡者 忙裡に閒を偸まんを要せば、須く先ず閒事に向って個の欛柄を討ぬべし閙中に静を取らんと要せば、須らく先ず静処より個の主宰に立つべし然らざれば...
前集181-200

前集183 功績を自慢 + 自分を飾る = 自分に自信がない人

起 原文 誇逞㓛業 炫燿文章 靠皆是外物做人不知心體螢然 本来不失 即無寸㓛隻字 亦自有堂堂正正做人處 功業に誇逞し、文章を炫燿するは、皆是れ外物に靠って人と做るなり知らず、心体螢然、本来を失わずんば、即ち寸功隻字無きも、亦自ら堂々正々とし...
前集181-200

前集182 不遇の憂き目にあっても、忍耐を持ち、大局から自分の立ち位置を判断する

起 原文 語云 登山耐側路 踏雪耐危橋一耐字極有意味如傾険之人情 坎坷之世道 若不得一耐字撑持過去 幾何不堕入榛莾坑塹哉 語に云う、「山に登りては脇路に耐へ、雪を踏んでは危橋に耐ふ」と一の耐の字、極めて意味有り傾険の人情、坎坷の世道の如き、...
前集181-200

前集181 自己アピールはほどほどに、徳を伴う平凡な行動こそが穏やかさの源

起 原文 陰謀怪習 異行竒能 倶是渉世的禍胎只一個庸徳庸行 便可以完混沌而召和平 陰謀怪習、異行奇能は、倶に是れ世を渉る的の禍胎なり只一個の庸徳庸行、便ち以って混沌を完うして、和平を召くべし 陰謀怪習(いんぼうかいしゅう)、人をおとしいれる...
PAGE TOP