前集030 窮地では初心に戻る、功名を成し遂げたら後進を育てる着眼を持つ

前集021-040

起 原文

事窮勢蹙之人 當原其初心
功成行滿之士 要觀其末路

事きわまり勢い縮まるの人は、まさにその初心を尋ねるべし
功成りて行い満るの士は、その末路を観んことを要す

承 意訳

することなすこと悉く失敗に終わり、二進も三進も(にっちもさっちも)行かなくなったときは、最初のそのことに着手した初心に戻ると良い。そうすると何が誤っていたのかがわかります。

既に功名を成し遂げた人は自分の出処進退をよく考えましょう。勇退して後進に道を譲るという着眼も必要です。

転 別視点

超高齢者の方が、いろいろな業界で組織を牛耳っている姿がときどき目に映ります。その方が見識が自分と一致している場合は善に見えますが、そうでない場合は老害に見えます。

年齢と思考は必ずしも相関しません。高齢の方でも斬新な視点を持ち合わせていることは多く、経験に裏打ちされた着想は素晴らしいです。年齢に拘る発想自体が古いのかもしれません。

しかしながら、組織にとっては後進を育てる視点は必要です。そのバランスが重要です。

結 まとめ

つまずいたときは初心に戻る、功名を成し遂げたら後進を育てる着眼を持つ。人生のおける頂点もしくは底辺の状態で、次の行動が考えにくい状況であっても、次のステップを考える姿勢を持ちましょう。

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