前集158 事業を立ち上げるときは、道徳的な発想を土台にする

前集141-160

起 原文

徳者事業之基
未有基不固而棟宇堅久者

徳は事業の基なり
未だ基固からずして、棟宇の堅久なる者有らざるなり

基(もとい)、基本、基礎;棟宇(とうじ)、棟(むね)と屋根。宇は軒下

承 意訳

道徳を基礎とした事業でなければ、長く継続する事業にはなりません

それは基礎がしっかりしていない家は、屋根や棟が堅久とはならないことと同じです

転 別視点

野球選手において、足腰がしっかりしていないのに、バッドをボールに当てるテクニックがあっても大成はしません。どんな事業においても、土台が重要です。

社会的に事業を立ち上げるときは、その根本となる部分で社会貢献という道徳的な発想がなければ、その事業が飛躍することはあっても、その飛躍が継続することはありません。

結 まとめ

なにか事業を立ち上げるときは、その動機付けの部分で道徳的な発想を大切にするべきで、そうでなければ事業が継続することはありません。

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