後集115 何事にも主体性を持って

後集101-120

起 原文

無風月花柳 不成造化
無情欲嗜好 不成心體
只以我転物 不以物役我 則嗜慾莫非天機 塵情即是理境矣

風月花柳無ければ、造化を成さず
情欲嗜好無ければ、心体を成さず
只我を以って物を転じ、物を以って我を役せざれば、則ち嗜慾も天機に非ざるは莫く、塵情も即ち是れ理境なり

造化(ぞうか)、造物主によって造り出された森羅万象。自然;嗜慾(しよく)、欲望のままに好きなことをして楽しむこと;天機(てんき);塵情(じんじょう)、不浄の世界、俗世間;理境(りきょう)、真理の世界

承 意訳

風月花柳のような自然の彩りがなければ、自然は成り立ちません

情欲嗜好のような心の彩りがなければ、人間は成り立ちません

ただ自分自身が周囲の物によって態度を変えられたり、周囲の物に自分を支配されたりということがなければ(自分に主体性を持っていれば)、欲望も天の彩りとなり、俗世間も真理の世界となります

転 別視点

物事の風情が理解できていても、自分自身が主体性を持って心でそれを感じないと、風情の価値は失われます

witに富んだ解釈で、楽しく人生を歩みたいです

結 まとめ

何事にも主体性を持って取り組むようにする

周囲の意見に流されないように

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