前集211 有事への備え と 非常時の決断力

前集201-220

起 原文

風斜雨急處 要立得脚定
花濃柳艶處 要着得眼髙
路危經険處 要回得頭早

風斜めに雨急なる処は、脚を立ち得て定めんことを要す
花濃やかに柳艶なる処は、眼を着け得て高からんことを要す
路危く径険なる処は、頭を回らし得て早からんことを要す

濃やか、こまやか

承 意訳

風が吹き荒れ、雨が大降りのときは、脚をしっかりと踏ん張ることが必要です

⇒ 時代の流れが急であっても、自分をしっかりと持つ

花の色が濃厚で美しく、柳も艶やかなところでは、目前の光景にとらわれず一段高い位置から全体を見ることが必要です

⇒ 目の前の派手な光景を見ても惑わされずに、物事の本質をとらえる

危険な道は、頭の回転を最大限に使って「通過するか、戻るか」を即決することが必要です

⇒ 有事の際には慌てず、最大限の思考回路を駆使する

転 別視点

一見日常生活の中の注意点を述べているようですが、印象に残るように具体的な例を挙げながら、比喩を用いています。

比喩の中から、真実を見出すと心に強く残ります。

艶やかな柳のイメージです

結 まとめ

自分の考えをしっかりと持ち、一歩引いて全体を掌握し、思考回路をフルに活用して即断即決!

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