前集148 一時期の地位や財産は意味がなく、代々継続する思考回路をこそ重宝すべき

前集141-160

起 原文

事業文章 随身銷毀 而精神萬古如新
㓛名冨貴 逐世転移 而氣節千載一日
君子信不當以彼易此也

事業文章は、身に随いて銷毀す 而も精神は万古に新たなるが如し
功名富貴は、世を逐いて転移す 而も気節は千載一日なり
君子、信に、当に彼を以て此に易うべからざるなり

銷毀(しょうき)、焼却する、廃棄する;気節(きせつ)、意気と節操

承 意訳

事業や教養は、その人が死ねば終わりです。しかしながら、心の働きは永遠に継続します

名声や財産は、時代により移り変わります。しかしながら、意気と節操は何時までも変わりません

君子たるものは、本当に一時的なものと永遠のものを勘違いしてはいけません

転 別視点

事業、教養、名声、財産などは自分の世代で終わってしまうものです。

しかしながら、物事の考え方、心意気は代々伝わるものです。

指導者となる君子たるものは、一時的なものと代々続くものとをちゃんと理解するべきです。

結 まとめ

自分を豊かにする名声、事業は適宜対応するべしです。しかしながら、長期的に人類のためになるような考え方、心意気にしっかりと対応するべきです。

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