積極思考

前集141-160

前集149 ピンチとチャンスは千変万化、正しいと信じた道を歩む

起 原文 魚網之設 鴻則罹其中蟷螂之貪 雀又乗其後機裡藏機 變外生變智巧何足恃哉 魚網の設くる、鴻則ち其の中に罹る蟷螂の貪るや、雀又、其の後に乗ず機裡に機を蔵し、変外に変を生ず智巧何ぞ恃むに足らんや 鴻(おおとり)、雁よ...
前集141-160

前集142 自分に可能な方法で、積極的に社会貢献に携わろう

起 原文 士君子貧 不能濟物者遇人痴迷處 出一言提醒之遇人急難處 出一言解救之亦是無量㓛徳 士君子貧にして 物を濟うこと能わざる者なり人の癡迷の処に遇へば 一言を出して之を提醒し人の急難の処に遇へば 一言を出してこれを解救す亦...
前集101-120

前集107 人生は有限、一瞬一瞬を大切に過ごす

起 原文 天地有萬古 此身不再得人生只百年 此日最易過幸生其間者 不可不知有生之樂亦不可不懐虗生之憂 天地に万古あれども、この身は再び得られず人生は只だ百年、この日最も過ぎ易し幸いにこの間に生まるる者は、有生の楽しみを知らざる...
前集081-100

前集090 不遇な環境であっても、常に「前向き」に生きる

起 原文 天薄我以福 吾厚吾徳以迓之天勞我以形 吾逸吾心以補之天阨我以遇 吾亨吾道以通之天且奈我何哉 天我を薄するに福を以ってせば、吾れ吾が徳を厚くして以って之をむかえ天我を労するに形を以ってせば、吾れ吾が心を逸して以って之を...
前集081-100

前集086 間違いに気づいたならば、すぐに方針を修正する

起 原文 念頭起處 纔覺向欲路上去 便挽従理路上来一起便覺 一覺便転此是転禍為福 起死回生的関頭切莫輕易放過 念頭起こる処、わずかに欲路上に向かって去ることを覚らば、すなわち挽いて理路上より来たせ一たび起こってすなわち覚り、一...
前集061-080

前集077 病気を含めて、劣悪な環境は自分を成長させるカギとなります

起 原文 泛駕之馬 可就駆馳躍冶之金 終歸型範只一優游不振 便終身無個進歩白沙云 為人多病未足羞一生無病是吾憂真確論也 泛駕の馬は駆馳に就くべく躍冶の金は終に型範に帰すただ一優游して振るはざれば、すなわち終身個の進歩なし白沙い...
前集041-060

前集060 過去の業績は忘れて、未来志向の人生を歩む

起 原文 春至時和 花尚鋪一段好色 鳥且囀幾句好音士君子幸列頭角 復遇温飽不思立好言行好事 雖是在世百年 拾以未生一日 春至り時和らげば、花なほ一段の好色をしき、鳥また幾句の好音を囀ず士君子、幸いに頭角を列し、また温飽に遇ふ好...
前集041-060

前集056 積極的に深く学び、徳を広める行動を起こす

起 原文 讀書不見聖賢 為鉛槧傭居官不愛子民 為衣冠盗講學不尚躬行 為口頭禪立業不思種徳 為眼前花 書を読んで聖賢を見ざれば、鉛槧の傭となる官に居て子民を愛せざれば、衣冠の盗となる学を講じて躬行をたっとばざれば、口頭の禅となる...
前集041-060

前集042 富貴や名誉よりは、自分の信じる正しい道を歩む

起 原文 彼冨我仁 彼爵我義君子固不為君相所牢籠人定勝天 志一動氣君子亦不受造物之陶鋳 彼は富、我れは仁、彼は爵、我れは義君子もとより君相の為に牢籠せられず人定まって天に勝ち、志一なれば気を動かす君子また造物の陶鋳を受けず ...
前集021-040

前集024 劣悪の環境で苦労したことが本当の偉業をもたらす

起 原文 糞虫至穢 變爲蝉而飲露於秋風腐草無光 化爲螢而燿釆於夏月固知潔常自汚出 明毎従晦生也 糞虫は至穢なるも変じて蝉となって露を秋風に飲む腐草は光無きも、化して蛍となりて采を夏月に輝かすまこと知る、潔は常に汚より出で、明は...
前集001-020

前集007 人生の修行においては、奇抜ではなく、正攻法で徳を積む

起 原文 醲肥辛甘非真味 真味只是淡神竒卓異非至人 至人只是常 醲肥辛甘は真味にあらず、真味はただこれ淡。神奇卓異は至人にあらず、至人はただこれ常。 醲肥辛甘、のうひしんかん、濃い酒、肥えた肉、山椒や胡椒のような辛いもの...
前集001-020

前集004 裏も表も全て知ったうえで、正しい行動を選ぶことが素晴らしい

起 原文 勢利紛華 不近者為潔 近之而不染者為尤潔智械機巧 不知者為髙 知之而不用者為尤髙 勢利紛華は近づかざるものを潔しとなす、之れに近づきて、しかして染まざるものを最も潔しとなす。智械機巧は知らざるものを高しとなる、之れを...
前集001-020

前集001 権力にへつらうことなく、自分の信じた道を歩む

起 原文 棲守道徳者 寂寞一時依阿權勢者 凄凉萬古達人觀物外之物 思身後之身寧受一時之寂寞 毋取萬古之凄凉 道徳に棲守する者は、一時に寂寞たり。権勢に依阿する者は、万古に凄凉たり。達人は物外のものを観、身後の身を思う。寧ろ一時...
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